SalmanはいまやNo.1ボリウッドスターといわれてもおかしくない。ほかの2人のKHANよりも出演作が公開されヒットを飛ばしている。この2年で6本、Piya
Kiya To Darna Kiya、Jab Pyar Kisise Hota
Hai、Janam Samjha Karo、 Biwi No.1、 Hum
Dil De Chuke Sanamが公開された。 この6本のうち5本が興行的にもヒットしている。Salmanはインド映画のNo1スターとされてもおかしくない。 しかし、実際はShahRukhKhanがKINGである。 |
ギャラはShahRukhが2000万ルピー、Salmanが1750万ルピー、Amirが1500万ルピーだ。 なぜShahRukhの方が上なのか・・・・ ShahRukhKhanは全ての役をこなす俳優として知られている。様々な役をこなし、その演技力で成功した。 一方Salmanは同じような役が多い。この2年間は主にJPKSHHやJSKのようなプレイボーイ役として登場している。PKTDKやKKHHのような役もやった。またKaranArjunではアクションヒーローもやり、Andaz Apna Apnaではコミックヒーローもやった。 まだまだ成長過程にある役者だといえるが、まだ本質は試されていない。 SalmanはAjay DevganがZakhm、AmirがSartaroshやGhulamでみせたようなハイボルテージの感情的ドラマに出演したことが無い。このような役は役者の力量が問われる。 Salmanがこのような役をやらない限り、トップにはなれないだろう。 |
兄Salmanを次回作にと思っていたSohailは、兄ではなくAbhishekを起用した。 フィルム撮影を遅らせたくないからである。 BiwiやHDDCSの成功以来、Salmanは忙しくなり過ぎて、Sohailの映画に出ることが困難になってきたのだ。 |
Abbas Mastaan は次回作にShahRukhではなく Salmanと契約した。 BiwiやHDDCSの成功にもかかわらず、スケジュールを完璧にこなし、仕事を休むこと無く時間どおりに撮影に現れるSalmanのプロ意識を買ってAbbas Mastaanは次回作にSalmanを起用することにした。 Salmanがこの一ヶ月で休んだのは、クリケットワールドカップのインド対パキスタンの試合の時だけだった。 |
Abbas MastaanはShahRukhとは BaazigarでShahRukhを起用して以来の付き合いだ。 うまくやっていたが、Badshah制作でそれは終わった。 ShahRukhはもはや 自身のプロダクションや、海外のショウやプライベートで忙しく、以前のようなAbbasにとってのShahRukhとは異なっていた。 映画関係者のはなしによると、Abbas MastaanはBadshah制作において非常に困難と感じ、ShahRukhのパフォーマンスに満足しなかったと語った。 |
1999 July